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個人が対象ではないのでちょっとハードルが高いかもしれませんが、商店街の活性化を目的とした補助金の募集が本日から開始されています。
「平成29年度補正予算地域文化資源活用空間創出事業(商店街支援事業)」という長いタイトルの補助金です。
目的は、クールジャパン政策の内、日本国内での消費を拡大するため、歴史的建造物群を中心としたまちなみ整備や、文化イベントを契機とした地域の活性化、名所・観光地・食文化等、地域文化資源と連携した空間創出によって、にぎわいを創出し、外国人観光客等を増加させるとともに、これらと連携した商店街の活性化を図ることです。
対象者は、商店街組織と民間事業者とされており、商店街は規約等により代表者の定めがあり、財産の管理等を適正に行うことができれば法人化されてなくともよく、商店街でなくともそれに類する組織であって規約等により代表者の定めがあり、財産の管理 等を適正に行うことができる者でもよいこととされています。
民間事業者については、「当該地域のまちづくりや商業活性化、コミュニティ活動の担い手として事業に取り組むことができる者であり、定款等に代表者の定めがあり、財産の管理等を適正に行うことができる者。」とされています。解説を見ると街作りに取り組んでいるNPOなどが想定されているようです。
補助対象事業には2類型あり、
① 地域文化資源活用空間整備事業
- 歴史的な建造物等を活かした施設・まちなみ整備
- 地域文化資源の魅力発信のための環境整備
- 地域文化資源と連携したインバウンド対応の環境整備
② 地域文化資源活用交流促進事業
- 地域文化資源を活用した伝統文化体験事業、地域産品収穫、特産品の試食・試飲イベント等
となっています。
補助額と補助割合は、①が上限額:7,500万円、下限額:100万円 1/2または2/3で②が上限額:300万円、下限額:100万円 1/2だそうです。
募集期間は、平成30年1月26日(金曜日)~平成30年3月1日(木曜日)、窓口は各地の経済産業局です。