Column
食品衛生法違反の疑いで食品メーカーが家宅捜索を受けた事件の続報です。
明星食品株式会社は、同社のカップ麺の内「一平ちゃん しょうゆ味」、「明星 一平ちゃん とんこつ味」、「明星 チャルメラカップ バリカタ豚骨」等の製品の一定の期間の賞味期限のもの約67万食あまりについて自主回収すると、今日発表しました。
理由は、具材製造業者から購入し、商品に使用しているチャーシューが、食肉製品製造業に関する営業許可のない工場・施設で加工されていた疑いがあることがわかったためとしています。
衛生的には自信があったのだろうと推測しますが、手続きをなおざりにしたとの疑いもたれ立ち入り検査で指導を受けたにも関わらず、それに従わなかった結果、きわめて重大な事態を招いてしまいました。
該当する食品会社のホームページによると乾燥なるとと乾燥かまぼこのシェアはほぼ100%だそうです。
カップ麺の製造全体にも大きな影響が出ることが懸念さります。
昨日も述べましたが、食品衛生法の製造販売許可は、食品の種類毎に設備毎に取る必要があります。
何らかの変更がある場合には、保険所への事前の報連相が不可欠です。
明星株式会社のホームページでの告知内容は下記を参照してください。
http://www.myojofoods.co.jp/
(ニュースリリース11月3日の項に掲載されています。)
本件に関する新聞記事です。
http://www.sanyonews.jp/article/622798/1/
タグ: 行政書士小出卓也事務所 食品衛生法 製造販売許可