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お客様の課題を一緒に考え解決する行政書士 こいでたくや事務所

Column

決意と覚悟
2017年08月14日 メモランダム 

皆様方におかれましては お盆をどのようにお過ごしになられていらっしゃいますでしょうか。

私は帰る田舎もないので相変わらずの日常が続いていますが、こういう機会にここ数か月の振り返りをしてみました。

この間で印象に残ったこと

仕事でいろいろな方に巡り合い、それぞれ刺激を受けまたお世話になったのですが、三人の同業の先輩に深く感銘を受けました。

 

一人は、東京で遺産相続や遺言、後見業務を専門に行っている方です。この方は、ここまで依頼人に寄り添うことができるのだなぁ。と感嘆させられる取り組みをされていました。後見人となった場合、定期的な訪問はもとより、病院への付き添い、買い物の支援なども必要に応じ対応されているとのこと。親類であったとしてもなかなか対応できかねることですね。一般の士業の方がしり込みされるような難しい案件を、そういう方こそ支援が必要と考え受け入れていらっしゃるとのこと。なかなかできることではありません。

 

もう一方は、建設業専門の行政書士の方、筋が通らない行政指導にはけんか腰で行政と対峙され、依頼者の権利を擁護されていることを具体的に伺う機会がありました。行政書士も人の子、行政と険悪な関係にはなりたくないものですが、社会正義の実現のためには、一歩も引かないという覚悟が垣間見えすがすがしい気持ちになりました。

 

最期のお一人は千葉県の行政書士さん。非常に穏やかかつポライトな対応。同業者同士で話していても、相手の真意をくみ取って公平な判断をされている方でした。おそらくお客様との対応でも、じっくりと話を聞かれて、公平な判断をその方に即した語り口でご説明されるのでしょう。すばらしいと感じました。

 

これらのケースに共通しているみとは、お客様に寄り添い、お客様が必要としていることに対して、その実現に真摯に取り組んでいる姿です。

まず、士業の本質はサービス業でありますので、当然ながら、お客様第一の徹底が必要なことであり、それを徹底して実行されていることのすばらしさが第一の感銘点です。

感銘したもう一つの理由は三人とも、お客様に寄り添うことで、社会のためになり正義の実現につながる、という確信にもとづいていること。

つまり、仕事を通じて社会正義の実験ができるという確信をもっていおられることが素晴らしいのだと思います。

あらためて、私もそういう仕事をしていきたいと感じその決意と覚悟を持った次第です。

タグ: 社会正義  行政書士業務