Column
2017年09月09日
福祉保育情報
認可保育園の入園については、自治体が基準を設けて公平に行うこととされています。
この基準にかかる問題点についてNHKが報じています。
それによると、課題は、
① 保活で苦労した点の1位と2位に「市役所などに何度も足を運ばないといけなかった」
「情報収集の方法がわからなかった」が入っており、基準の把握に苦労したことがうかがえる。
② 自治体によって基準の公表の方法がまちまちである。都の区でも基準をWEB上で公開している区も
多いが、参考にする項目は公開しても優先順位は非公開という区も見受けられる。
③ 基準についても詳しく読んで把握しないと、どう対処したら点数が上がるかわからない。
④ 保育園ごとの受け入れ最低点数の実績についても、WEBで公開している区と問い合わせがあれば
回答する区があり、対応がまちまち。
ということでした。
たしかに、③と④がわからないと、対応方針が定められないですね。
ルールを運用する側とルールの適用を受ける側の感覚の違いが示されていると感じられます。
公平感を保つための工夫が必要ですね。
記事は下記を参照してください。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170905/k10011128111000.html
タグ: 保育園入園基準