Column
昨日かかってきた電話の紹介です。
内容は営業…。
声から推測すると、若い男性。
「私、….の営業の○○と申します。今お時間1分ほどよろしいですか。」
…の部分はカタカナの長い名前でよく聞き取れない。
この手の営業ではよくあることですね。
普通は会社の名前を憶えてほしいのに、この手の売り込みでは名前はわからないようになっています。
断ろうかとも思ったのだけれど、ちょっと気が変わって「1分だけならいよ。」と答えると、説明が始まりました。おそらくマニュアル通りの説明ですね。
()内は私の感想です。
曰く、
営業:こちらは、インターネットの集客につて研究している会社です。
(ほう、そんな会社あるの。営業の会社じゃないっていいたいのかしら。)
営業:先生のホームページを拝見しました。すっきりまとまって素晴らしいです。
営業:きっと名のある方にご依頼されたのでしょうね。
(ホームページのことをやたら持ち上げて何がいいたいのかな。…このパターンは今までに三回目だけれど今回はどんな展開かしら…。)
営業:そこで先生のホームページのアクセスを勝手ながら私たちなりに解析させていただきました。
(ほんとに勝手にやってくれるのねぇ。まぁ、グーグールの解析ツールを使ってちょこっと調べた、ということでしょうけど、それがとうしたの。)
営業:その結果を先生にご説明申し上げて、今後のことなどについてご意見をいただければと思います。いえいえ、集客の代行をします、とか、営業のお話しではありませんのでご心配なく。
(あっ、分かった。そうか、中身が立派な割にブログを更新している割にホームページへの集客ができてないですね。といいたいのか!それで私たちにお任せいただけませんか、というストーリーなのね。)
営業:先生、お忙しいとは思いますが少しだけお時間をいただけませんか。ちょっとでいいです。
(今日も1分だけと言いながらいい加減一方的に話してるよね。)
当方:いや~、ここんとこ忙しくてね。今週、来週はもとより、しばらく空かないかな。
営業:先生、私の方もそんなに急いではいませんので3月にでもお時間をいただければと思います。
当方:いやその頃も時間がとれるかどうかわからないれど、興味はあるのでまず資料をメールで送ってよ、内容を拝見して事前勉強した上でお会いしますよ。いきなりご説明いただいてもこちらが理解できないかもしれないから。
営業:いや~、基本的に資料は事前お送りしていないので、まず会っていただけませんか。
当方:まず拝見して内容を私なりに理解してからならお会いしますよ。
営業:そういうことなら結構です。
当方:あっ、そうなのいや残念だな。事前には送ってはいただけないの。
営業:ええ、それなら結構です。失礼します。(電話を切る)
最近私は、このパターンで電話営業を撃退しています。
要は、冷静に見たらだれも飛びつかないようなネタで営業しているので、資料を事前には見せられない、ということなのだと思います。
実際に資料を送ってくれた営業氏も過去に二人ほどいました。その場合は、比較的しっかりとした検討に値する提案であって、電話で資料を拝見したが、当方としては提案に乗るつもりはないことを、理由を付して回答すると、素直に引き下がってくれました。
電話の押し売り撃退は、私は最近この手で行っています。
一度機会があったら試してみませんか。撃退に失敗しても責任は持ちませんが…。
タグ: 行政書士こいでたくや事務所 押し売り撃退法