Column
あけましておめでとうございます。
2020年が気候的にも社会的にも穏やかな年となり、皆さまにとって幸多く、稔りある年になりますことを祈念しております。
昨年は、私にとっては事業を深化させ幅を広げることができる貴重な年となりました。
まず、行政書士業務としては、補助金の申請サポートや契約書作成業務等の分野で仕事を多くいただき、中小企業の皆様をこの分野からサポートすることについて、知見を深めることができました。
また、以前から関心を持っていた自分史について、本格的に取り組みをはじめることができました。
私の自分史は、同世代の方が思い出の写真を持ち寄り語り合うことが基本です。
生きた時代を共有している方々が、それぞれの思い出を語り合うと、共感できる部分が多く、まずもって楽しいというのが、私自身の感想です。その点では主催者も参加者もなくとにかく楽しめるのが素晴らしいです。
それに加えて、語ることで、忘れていたことを思い出します。それは思いがけなく新鮮でうれしい体験です。
この活動を通じて、私は自分の人生を振り返り、その視点が将来を見通すことによって、その人に相応しい人生の選択をすることの助けとすることができるのではないかと、実感することができました。
さらに、今夏以降、松戸やお隣の葛飾区の街づくりに参画している方々との交流の機会を多くいただきました。
このことは、私に今まで考えたことのなかったことを考えさせてくれました。
つまり、人は、その人が居心地よく活動できる場に身を置くことによって、本来の力を発揮して前向きに生きていくことができる、ということです。
と同時に、現代は、人の活動の場が、効率的かつ目的的に区分されていて、人がどっぷりと浸かれるような場が少なくなっているということにも気づかされました。
これらを踏まえて、今年の私の活動目標を以下のように設定します。
1 私が関わる全ての分野で、お客様に寄り添い、丁寧なサポートをさせていただきます。
2 もともと専門としている相続手続きの分野に加えて、中小企業の社長をサポートする業務(契約・補助金・許認可等)業務を一層深化させてまいります。
3 自分史のさまざまな可能性に挑戦します。
① 自らの生い立ちを振り返り、本来の自分を確認しすることで、人生の転機にさしかかっている方のサポートをいたします。
② 自分史を作成し、人生に想いを馳せ、次世代に何を託すべきか考えるサポートをいたします。
③ いわゆる断捨離を行う場合に、身辺の整理と並行して思い出を記録に残すことのお手伝いをします。
④ なによりも、輝いていた人生の一こまを楽しく思い出すことで、人が明るく力強く生きることのサポートをいたします。
4 人が、区切られた目的でかかわるのでなく、全人格的にかかわりつつ、地域の課題など
を理解し、その人が関われる範囲で、その改善にかかわれるような場作りに取り組んで
まいります。このことは今少し考えを纏めて、また書いてみたいと思いますが、荒っぽく整理すると、現代版「寄り合い」みたいなことができないかな、と考えています。
いずれの分野においても、全力投球いたしますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
あっ、それから、昨年末は緊急のご相談とか、イレギュラーなご相談を立て続けにいただきました。
そのような、ご相談も歓迎です。
専門分野からはずれる場合もありますが、誠心誠意調べて対応したり、専門家を探したりさせていただきます。
一人でも多くの方を笑顔にできるように 頑張ります。
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