Column
今年は例年になく寒い冬でした。
首都圏も雪らしい雪が複数回降りましたが、これは久しぶりのことのように思います。
が、先週あたりからは、寒暖が交互にやってくるようになりました。
いわゆる三寒四温、一雨ごとに春が近づいてきますね。
うかうかしているうちに気がつけば、梅は盛りを過ぎ、道を歩いていて沈丁花の甘い香りに気づくこともしばしばです。
先週末私の家の猫の額といつたら猫が怒りそうな小さな庭にチューリップが芽を出しているのに気づきました。
あと2週間もすると桜の開花の話題も出てきそうですね。
冬から春への政権交代で、目まぐるしい時期ではありますが、ビジネスの世界は一層目まぐるしい時期ですね。
経理部門の方は、決算目前のこの季節は嵐の前の静けさ、という状況でしょうか。
事業部門の方は、今年度の仕事の仕上げと新年度の立ち上げが重なって非常に忙しくされていることと思います。
万一にも、期ズレ なんていうことになるとややっこしいことになりますね。
工期や納期に余裕がない案件については気を使われていることと存じます。
この時期は、各種の許認可の定例的な届についてのポイントになる時期でもあります。
年度末での実績を、いついつまでに届けるように、というようなものがしばしばあったりします。営業免許の更新のような案件と違って、このような些細なものはついつい漏れてしまいがちです。
このような手続き漏れは以前は、小言の一つももらって、遅れて受理していただけたものです。
ところが今の世の中はコンプライアンスに厳しく、企業が定められた手続きを取っていなかったことについて容赦してくれません。
もちろん軽微な手続き漏れで、許可そのものが取り消されたりすることはないにしても、始末書を求められたり、再発防止についての文書を出さなくてはいけなかったり、その手間も結構大変だったりします。
きちんと把握され、適切に対応することが、その時は大変でも、結果的には効率的な業務運営につながります。
また、4月は人事異動の季節でもあります。
人が替わるとしなければならない手続きがあったりします。
これらについても漏らしませんように、ご確認ください。
お一人でお仕事をされている方や、少人数で事業の推進に飛び回っていらっしゃるような組織では、このようなことがらにまでなかなか目が届かないということもあろうかと思います。
そうような方はぜひご相談下さい。
必要な手付きの洗い出しや、チェックリストの作成等お手伝いさせていただきます。
また、手続きの代行も承ります。
お気軽にお声がけください。