Column
数日前、ある会合で聞いたある方のスピーチのご紹介です。
その方を仮にAさんとしましょう。
Aさんは、このスピーチの更に数日前に、ある会合で講和をされたそうです。
その講和の概要をスピーチでご紹介されたのですが、その中に、その方の子どものころからの振り返りがありました。
Aさんは、子供の頃からスポーツ等に打ち込んでいたそうですが、そのことを、「自分は子供の頃から、家と学校以外の居場所を求めていた。」と表現されていました。もちろんスポーツに打ち込んでいたのだと思うのですがねAさんの感覚からはむしろ、居場所というイメージなのですね。
私は、ここにAさんの本来の姿を垣間見たように感じました。
Aさんは今、本業ではないと思いますが、人々の居場所を創造する仕事をされています。
親が働いていて、夜まで一人ぼっちの子どもの居場所作りだったり、大人のコミュニティーづくりだったり様々なことに、取り組まれています。
取り組んでいる姿は前向きで幸せそうに見えます。
Aさんの本性に即した活動が、ご本人はもとより周囲にも幸せを産んでいるのだと感じました。
Aさんの講和での振り返りは、一種の自分史だと思います。
自分の本性と合った活動であることが理解できると、さらに自信をもって取り組めるのだと感じました。
自分史は大げさなのではありません。
ちょっとした振り返り、それを発信したり記録したりすること、自分の中で確認する行為もまた自分史だと思います。
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