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お客様の課題を一緒に考え解決する行政書士 こいでたくや事務所

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Column

仕事をシステマチックに進めることについて
2018年08月16日 メモランダム 

お盆の真っ最中皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さすがの東京も今週は、通勤電車も空いています。

今日はお昼を神田でいただいたのですが、いつもはサラリーマンやOLでごった返す駅付近の飲食店も待たずに座れる状況でした。

 

皆様が、お休みされている間も、貧乏暇なしの私は仕事です。

自営で仕事をしていると時間において公私の区別があいまいになるというか、結局のべつまもなく仕事をしていることになってしまいます。

ご用命をいただければ曜日も時間も関係なく対応させていただく、という面がもちろんあります。大手様と違ってフットワークが命のような仕事です。

反面、限りなく興味のもむくままに、調べ物をしたりしていると、ついついのんべんだらりというか、非効率な仕事になりかねない危険も含まれています。

 

今日の仕事はさすがにお客様や役所との打ち合わせはなく、仲間との打ち合わせが一件と、野暮用が一件。あとはたまった書類の整理などをしています。

整理しながら考えたことが一つ。

 

ある程度以上に複雑な案件を進めるときに、全体を俯瞰してどこにリスクがあるのかを把握しつつ仕事を進めることは、きわめて大事なことであります。
複雑な許認可やもめそうな心配のある相続では、きちんとリスク分析が必要です。

が、そこに意識が行き過ぎると仕事がいたずらに煩雑に見えてきて、手元の仕事の効率が下がってしまいがちになる。

全体を俯瞰して、仕事の流れを把握し、リスクについての整理がついたら、あるポイントから次のポイントまでは、システマチックに一気に進めないと、仕事の効率が上がらない。

時間がかかると状況に変化が生ずる恐れが出てくるので、そのたびに全体の確認とリスクの分析が必要になる。

 

つまり非効率のスパイラルに陥るのですね。

 

テレビで放送される囲碁や将棋で、棋士が考慮時間を使う時に、「ここは考え処で時間がいくらあってもたりないところです。」と解説者が発言されることがあります。つまり作戦の分岐点であって、自らの構想を練るべきポイントということなのでしょうね。

時に対局者がある手で時間を使った後に、次の手でも時間を使うことがあります。

そういう時に、解説者は対局者に変調があるとの指摘をすることがよくあります。

つまり二手続けて考慮するということは、一手目の考慮の読みに無い手を相手が指したか、それとも、自分の読みに欠陥があったことに後に気づいたかのどちらかだ、ということなのだそうです。

 

仕事でも同じですね。

盆明けからは、こなすべき作業については、一層システマチックに進め、業務の更なるスピードアップにより、お客様へのサービス向上を実現しようと思ったのでした。

 

このことが、メリハリのある仕事にもつながりますね。

 

 

 

タグ: 行政書士  許認可  リスク分析  相続