Column
先日、かれこれ半月くらい前に、私も参加させていただいているある会の創立20年の記念会がありました。
ある士業の方がお仲間数名と一緒に立ち上げられた会です。
もともとは、士業者の勉強会であったようですが、次第に範囲が広がって不動産業等の士業にかかわりの深い業種の方から更に今では様々な職種の方が集まっています。
職業を同じくする者の会から、同じ地域に生活する者の会になっているのです。
私は、子供の頃にこの地に住んでいたご縁で参加させていただいています。
それに従って、勉強会のテーマも、相続等の市民法務や法令の勉強等の行政書士らしいものから、歴史や労働問題等多岐にわたっています。
20年記念会でも、様々な話題が出ていました。
当日は現役の国会議員の方もお見えになっていました。この会には以前にも個人でお見えになったことがあります。
秘書なんかおつれにならずに、一人でふらふらと、あ~やっちゃった、会場間違えちゃったとかいいながらちょっと遅れての参加でしたが、この方もご遠慮なく、ご自分の意見を開陳されていました。
対するメンバーも臆することなく、議論を戦わせていました。
正直この議員さんとは立場を明確に異にする方も多くいらっしゃって、どうなるかと思ったのですが、お互い遠慮することなく議論されていました。
聞いていて感じたのですが、酒が入っての議論なので、論旨が一貫しない部分はあるにしても、不毛な議論にはならないのです。
なぜかと考えるに、これがコミュニティーの力なのかな…。と感ずる次第です。
根っこの基盤を共にするという申請感というか安心感のなせる業なのかなと感じました。
この安心感は本当に快いですね。
仕事などで心をすり減らしても、ここではほっとできるという心地よさです。
創立20年にもなると草創期の会員はすでにご高齢の方も多くなっています。が他方で若い方もぼちぼち参加されています。
うまく世代交代ができ、こういう会が末永く続くといいなと感ずるとともに、自分が今住んでいるところでもこういう会ができたらいいな、そのためにいずれは汗をかきたいと思う次第です。
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